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活動報告

「僧頭の鷲」第25~28話 タイトル元ネタについて。ここまでお付き合いいただきありがとうございました

拙作「僧頭の鷲」タイトル元ネタについての暑苦しい語りも今回で最後です。
おバカな言葉遊びにお付き合いいただいて本当にありがとうございました。
「僧頭の鷲」あとがきにすべての元ネタをかいてありますので、よろしければ見に来てください。

第25話 ウは宇宙船のウ/レイ・ブラッドベリ:元ネタ作品の著者は、不思議な読後感のファンタジックな作品を書かれるのでSFファンならずとも、好きな人は多いのではないでしょうか。私が初めてこの方のSFを読んだのは、萩尾望都さんのマンガ化でした。だからこの方の作品を読むと画が萩尾望都になって脳に入り込みます。(幸せ~)

第26話 非(ナル)Aの傀儡/A・E・ヴァン・ヴォ-クト:私はこの作者の「宇宙船ビーグル号の冒険」が大好きで、今回も元ネタにしたかったのですが「宇宙船イーグル号」にしかならなくて、本作をいきなりスペースオペラにするわけにも行かず、こちらを採用しました。予備脳をもつ男が銀河帝国の侵略に立ち向かうシリーズの2巻です。

第27話 時をかける少女/筒井康隆:元ネタとはかけ離れたイメージの題名になってしまいました。映画のヒット、曲のヒットで一躍有名になりましたが、原作はなんと1965年頃の作品です。今も色あせない、甘酸っぱい青春の香りが漂うロマンティックな名作。(この作者もこういう作品書いてたんだなあ……と、ちょっと感慨深い)

第28話 無重力でも快適/草上仁:短編~中編の軽くてポップなコメディを得意とする作者の、私が一番好きな短編集です。よくこんなこと思いつくなあと、感心しきりで読んでいました。この方の作品を小学校の教科書に載せて欲しい、 もしくはおすすめ図書に。理系ばなれが叫ばれるけど、SFって科学や未来に思いを馳せる大切な導入口だと思います。もっと日常にSF成分を!

蛇足
 私は竹宮恵子の「地球へ(テラへ)」の大ファンですが、この題名だけはつけたら負けだと思って、使いたい衝動を必死で抑えてきました。「寺へ」ってパロディはあまりにも安易で……。でも、本当は使いたかったな、珠玉の名作だから~~。キース・アニアン命!あ、でもソルジャー・ブルーも好きだ~。(浮気性)

 それではここまでお付き合いいただいて本当にありがとうございました~。

2021年 02月27日 (土) 10:05|コメント(0)

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