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活動報告

「僧頭の鷲」第22~24話 元ネタについて

今回はサクッと元ネタについてのみ。

第22話 三体/劉慈欣:最近タイトルの枯渇に悩んでおり、どうしても一回分追加したいのにタイトルが無いため追加できない(よく考えれば本末転倒)事態に陥っていた私は、町の本屋に入りあてもなく歩いておりました。で、新刊本を置いてあるところを行き過ぎた私は、目に何かが飛び込んできた気がして、そのまま足を2~3歩後ろに戻してその棚をもう一度見てみました。な、なーーーーーーーーんと、飛んで火に入る夏の虫、いや、救世主ここに降臨とばかりなタイトルが鎮座しているではないですか! それも、ばっちり主人公の名前。このタイトル元ネタはクラシックSF……のしばりなんかどこへやら(いつかはクラシックSFになるんじゃー)抱きしめたい気持ちで採用してしまいました。今、まさに旬のタイトル、ネタバレになるので解説はしません。(と、いうよりも、すみませんまだ読んでません)でも、なんだかとっても面白そうな匂いがします。

第23話 タイタンの妖女/カート・ヴォネガット:1959年に刊行された作品、量子力学が取り入れられておりSF的であると同時に思索的なSFでもあると感じます。爆笑問題の所属事務所「タイタン」は、この元ネタ作品から取られている(太田光氏が作者を尊敬している)とのこと。しかし、人類の究極の目的がコレだなんて……。ちょっと銀河ヒッチハイクガイドを思い出してしまいます。

第24話 復活の日/小松左京:あまりにも名作、本がすり切れるくらい読みました。そして、映画もまた良かった。今はいけオジとして認知されている草刈正雄の若い頃の魅力が満載された映画でしたね。でも、サブキャラ好きの私はウィルスに関与するちょい役の科学者先生が好きでしたけど。徐々に感染が拡大していくその恐怖。そして不屈の精神で、運命を切り開く人々。今、まさに思い起こすべき作品ですね。

2021年 02月21日 (日) 11:11|コメント(2)

23話、大ウケだったので読み返したのですが、ラスト近くの部分 ”破れた薄衣から~”の誤変換かな?と思いまして……お節介すみません! ちょっと面倒くさいファンなので(^^;)
あ、確認します。ありがとうございます! 大感謝です。
今後ともよろしくお願い申し上げます。