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紺碧の波修正版

 不備が見つかりしばらく最後の部分を取り下げていた「紺碧の波」ですが、本日から週末にかけて修正版を18:00に投稿します。
 もう忘れたよ! と言う方に今までのあらすじを↓に。

 紺碧の波 あらすじ(ネタバレを含みます)

「妙香」編
 櫂でこぐ軍艦が主流の波州海軍の中で新造艦「妙香」は巧蓮工房の作った初めての本格的な帆船であった。しかし試作品であり、廃材を使った残念な外見から『泥船』と呼ばれて馬鹿にされている。その艦長の任についたのは、粗野。そして、だらしない。食い意地が張っている上に、どこでも迷う方向音痴でおっちょこちょいの「乱鳳」であった。実は一部の者からは千年に一人の逸材と言われる彼だが、その天恵を台無しにする欠点がありすぎて、出世の道からは遠のいている。
 帆船妙香は、新型兵器の大砲を海上試射するために出航するが、それは海賊の罠であった。たった一隻で複数の海賊船に立ち向かう妙香だが、有事に冴える乱鳳の作戦で、敵を蹴散らし帰投する。
「横嶋」編
 帰投したのは良いが、下船させてもらえない乱鳳達。彼らは「腹黒カモメ」と呼ばれる海軍参謀本部長の吾光中将から、脱走命令を受ける。妙香を囮に海賊をおびき寄せ一網打尽にし、海賊達の後ろにいる黒幕をあぶり出す作戦であったが、吾光の娘の吾美が艦長を務める櫂式の軍艦横嶋が海賊の手に落ちてしまう。妙香の副長である魔性の副官「志吹」と天才操舵手「貴星」が海賊の本拠地に乗り込んで吾美とともに横嶋を奪回して逃げ出すが、助けに来るはずの乱鳳艦長は、群島の隘路で道に迷っていた……。

2022年 04月06日 (水) 18:04|コメント(0)

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