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活動報告

Pain Flowers 連載始めました。

無愛想な少年と口の悪いクマが『痛み』を元に花咲か兄ちゃんする話です。(説明が雑)
2001年に発行した同人誌を掘りだしてしまったのがきっかけでして「うわイタい!黒歴史!でも何か今の私も17年前の私も大して変わらないこと考えてる!大差ない!」と咽び泣いた後「じゃあ今の私がこの話を書いたらどうなるだろう」と思って全面リライトしたのがこの作品です。
この作品のテキスト自体は、もう元データが残っていないので、当時の同人誌を血反吐はきつつ眺めながら、設定、ストーリー共に元ネタを踏襲してはおりますが、事実上の完全新作状態になっています。
もし「有澤翔」としての出した本「ひなた橋のゴーストペイン」を読んだ方がいらっしゃいましたら(我ながら本当に商業で出したのか?ってレベルで売れてなかったですし、2007年刊なので覚えてる人はレアだと思いますが)設定にデジャブするかもしれません。
というのも、ひなた橋自体がこの話の同じものを元ネタとしているからです。
ひなた橋は、いわゆるタイムリープモノだったのですが、元ネタにはタイムリープネタはなく、あくまで商業的にわかりやすく読みやすいものを目指すうえでタイムリープをテーマに加えました。
ただ、タイムリープが後付けの設定であったためにその設定を活かしきれなかった、この作品の本来の要素である「今リアルタイムで起こっている哀しみや怒り」へのテーマがボケてしまったな、というのが反省点です。
そういうこともありまして、原点回帰で元ネタに近い設定を採用してキャラの一部やストーリーを刷新したシリーズとなります。
短編連作と銘打っておりますので、ハナ(仮)とポラリスを通して様々な『痛み』の本質や付き合い方について、改めて考えていきたいと思います。


黒歴史が良い感じに刺激されて泣きそうだったので、最初の1話目を作るのに2か月もかかりました……ははは。
イタくて恥ずかしくていたたまれなくて、でも、私にとってこれは忘れられない作品のリライトです。

2018年 10月14日 (日) 23:39|コメント(0)

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