作品数68
総合評価数6,027
総合PV数1,350,965

作者ブックマーク

活動報告

聖書エッセイコンテスト参加作品『光と雨が降りそそぎますように』

性懲りもなくまた書きました。(^^;
前回は自分の体験談をもとに書きましたが、今回はおこがましくも自分が考えたことを。
(聖書の有識者の方々からすると、ツッコミどころ満載かも……)

1200字ほどの文章ですが、今週、何度も書き直しまして、自分の考えを伝えることの難しさ、自分の筆力不足のふがいなさに途方に暮れました……あ、難産なのは毎度のことか。

さっと目を通していただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

2022年 11月05日 (土) 16:47|コメント(4)

佐久田さん、こんばんは。
『光と雨が降りそそぎますように』拝読しました。
冒頭で紹介してくださった聖書の言葉を拝見して「カインとアベル」のお話をふと連想しました。
嫉妬から兄を殺めてしまったカインが、追放先で自分も住人たちから危害を加えられるのでは、と神に不安を訴えたところ「カインを殺す者には七倍の復讐がある」という言葉と共に、目印となる刻印を与えられたというお話です。
このエピソードをはじめて知ったとき、まだ子どもの頃だったと記憶していますが、殺人という罪を犯した者に対しても神の慈悲(という表現で合っているのかわかりませんが……)は与えられるんだな、とびっくりした覚えがあります。

以前、「公正世界仮説」という認知バイアスを佐久田さんに教えていただいた際、それまでずっと自分のなかで引っかかっていたモヤモヤしたものがはっきりとした形を得て、ついにその正体が判明したようで、すっと腑に落ちました。

今回の佐久田さんのお言葉も胸に刺さりました。
「不幸はときに居心地がよく、裏切ることなくあなたに寄り添うかもしれない。」という一文にはドキッとさせられました。暗闇にいるほうが楽、という気持ちを見透かされているみたいで。
そしてひとつひとつの文章が呪いを解く解錠呪文のようで。
それ自体が光であり、恵みの雨のように心に沁み入る言葉です。
温もりに満ちたすてきなエッセイをありがとうございます(*´ω`*)

【追伸】
活動報告への押しかけがご迷惑ではないとのお言葉をいただいてホッとしました。ありがとうございます(*´-`)
わたしが好きで押しかけているだけなので、スルーしていただいても全然構いませんので。(社交辞令ではなくマジで)
レモン鍋! 良きですね。食べたことないので興味津々です~! わが家は今週は土鍋でシチューを作る予定です(*^^*)
桐乃さん、こんばんは、お手紙ありがとうございます!
「カインとアベル」ヤバいなと思ってもう一度、mikaさんの『バイブル・スタディ・コーヒー』のカインとアベルの回を読み返してみました。なんと、「罪の代償は死ではなく、罪を背負ったままで生きること」とありましてですね、おお! やはり聖書は奥深くムズイと思った次第です。(一度読んだ筈なのに、自分の記憶力もヤバい 汗)

聖書の知識も無く、そして人格者でもないくせに、今回もエラソーなこと書いた気がしてお恥ずかしいです。
「不幸はときに居心地がよく~」のくだりを書き終えたとき、私はこれが言いたかったんだなと思えたので、取り上げていただいて嬉しいです。
でも実は書くときにちょっとだけ躊躇しました。自分が不幸であると認めること、自分の傷を見つめることは、とても辛く危険な作業だから。それで調子が悪くなってしまう人もいるのではないかと。でも傷を自覚しないと、人生を変えられないかもしれないと思い……
迷いばかりの未熟なエッセイを、「温もりに満ちた」と言っていただきホッとしました。

桐乃さんの新作『ただひとたびの』拝読しました!
桐乃さんに物語が憑依したかのよう、筆がものすごくのっているように思ったのですが。
端的な言葉、文章のリズムがまるで詩のよう。簡潔な描写から情感がこぼれてきて私は大好きです。たった一晩の出来事がその後の人生を変える、とても魅惑的。この裏エピソードにより、表エピソードの説得力が増して面白さが加速しますね。
裏エピソードとはいえ、とても輝いているエピソードと感じました。
やっぱり桐乃さん素敵です!(^^)!

【追伸】土鍋シチューとな!? 字面だけで温まって幸せになります、私もシチューが食べたくなってきた(#^^#)
今晩は。
佐藤子冬です。
『光と雨が降りそそぎますように』を拝読させて頂きました。
佐久田先生の優しさが伝わる善いエッセイだと感じます。
苦難は富む者貧しい者問わずにやってきますね。
無教会派創設者の内村鑑三先生の見解は苦難に対してある種の答えを提示なされていていますね。
それはキリスト教とは来世に重きを置く考え方だった様な気がします。つまり、現世に於いて栄えた者は天国での栄冠は少なく、現世に於いて苦難ばかりした者は天国で大いに栄えるといった感じだった様な気がします。
内村鑑三先生は万有の救いを唱えた方ですから中世から近現代の教会というより古代教会初期のオリゲネス先生の立場に近いのですが。
それは置いておいて、とても心情に寄り添った暖かいエッセイで良かったです。
心の傷を認めながらも癒しを与えたい心情はとてもイエス・キリストの心情に近くて暖かいものです。
佐久田先生の優しさが如実に表れた文でささくれた自分の心を幾分和らいで下さいました。
ありがとうございます。

佐藤先生、こんばんは。
活動報告を拝読しました。私たちがこうして生活できるのも、たくさんの人達が日々努力し、地道に仕事をして社会を支えてくれているお陰なんですよね、とても共感しました。
内村鑑三については知識が無くて、ネットで確認しました。激しい生涯を送られた方なんですね、驚きました。

エッセイを読んでいただきありがとうございます!
なんとなく、真面目で優しい人に限って傷を負い、幸せから遠ざかろうとするように感じて、こんなことを書きました。
重荷を少しでもいいから下ろして欲しいと願って。
なので佐藤先生の言葉、「心を幾分和らいで下さいました」が望外の喜びです。
拙く独りよがりなエッセイに、温かな言葉をかけて下さり、重ねて感謝いたします。

それでは、朝晩の冷え込みが厳しくなってまいりましたので、佐藤先生も体調を崩されぬようご自愛ください。